第三種冷凍機械責任者試験問題!! 過去問と解答 平成23年度 法令(問1~問10)
第三種冷凍機械責任者試験問題 過去問と解答
平成23年度 法令(問1~問10)
の過去問と解答 です。
次の各問について、高圧ガス保安法に係る法令上正しいと思われる最も適切な答えをその問の下に掲げてある(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の選択肢の中から1個選びなさい。
なお、経済産業大臣が危険のおそれのないと認めた場合等における規定は適用しない。
問1 次のイ、ロ、ハの記述のうち、正しいものはどれか。
イ. 1日の冷凍能力が3トン以上5トン未満の冷凍設備内における高圧ガスであっても、そのガスの種類によっては、高圧ガス保安法の適用を受けないものがある。
ロ. 機器製造業者が所定の技術上の基準に従って製造しなければならない機器は、不活性のフルオロカーボンを冷媒ガスとする冷凍機のものにあっては、1日の冷凍能力が5トン以上のものである。
ハ. 高圧ガス保安法は、高圧ガスによる災害を防止して公共の安全を確保する目的のために、高圧ガスの製造、貯蔵、販売、移動その他の取扱その他の取扱及び消費の規制をすることのみを定めている。
(1) イ (2) ハ (3) イ、ロ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問2 次のイ、ロ、ハの記述のうち、正しいものはどれか。
イ. 第一種製造者の製造施設の位置、構造又は設備の変更の工事のうちには、その工事の完成後遅滞なく、その旨を都道府県知事に届け出ればよい軽微な変更の工事がある。
ロ. 高圧ガスを充てんした容器の所有者は、その容器に充てんした高圧ガスについて災害が発生したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事又は警察官に届け出なければならないが、高圧ガスが充てんされていない容器を喪失したときは、その旨を都道府県知事又は警察官のいずれにも届け出なくてよい。
ハ. 冷凍のための設備を使用して高圧ガスの製造をしようとする者が、その製造について都道府県知事の許可を受けなければならない場合の1日の冷凍能力の最少の値は、冷媒ガスである高圧ガスの種類に関係なく同じ値である。
(1) イ (2) ハ (3) イ、ロ (4) イ、ハ (5) ロ、ハ
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問3 次のイ、ロ、ハの記述のうち、正しいものはどれか。
イ. 第一種製造者は、その製造施設に異常があったのでその年月日及びそれに対してとった措置を帳簿に記載し、これを保存していたが、記載後2年経過してもその製造施設に異常がなかったので、その時点でその帳簿を廃棄した。
ロ. 常用の温度において圧力が1メガパスカル以上となる圧縮ガスであって、現在の圧力が1メガパスカルであるものは、高圧ガスである。
ハ. 温度35度以下で圧力が0.2メガパスカルとなる液化ガスは、高圧ガスである。
(1) イ (2) ハ (3) イ、ロ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問4 次のイ、ロ、ハの記述のうち、正しいものはどれか。
イ. 冷凍のための製造施設の冷媒設備内の高圧ガスであるアンモニアを廃棄するときには、冷凍保安規則で定める高圧ガスの廃棄に係る技術上の基準は適用されない。
ロ. 第一種製造者は、製造設備の冷媒ガスの種類を変更しようとするときは、都道府県知事の許可を受けなければならない。
ハ. 容器に充てんされた冷媒ガス用の高圧ガスの販売の事業を営もうとする者(定められたものを除く。)は、販売所ごとに、事業開始の日の20日前までに、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
(1) イ (2) ハ (3) イ、ロ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問5 次のイ、ロ、ハの記述のうち、高圧ガスを充てんするための容器について正しいものはどれか。
イ. 容器に充てんする液化ガスは、刻印又は自主検査刻印で示された種類の高圧ガスであり、かつ、容器に刻印又は自主検査刻印で示された最大充てん質量の数値以下のものでなければならない。
ロ. 圧縮窒素を充てんする容器の刻印のうち、「FP14.7M」は、その容器の最高充てん圧力が14.7メガパスカルであることを表している。
ハ. 可燃性ガスを充てんする容器には、充てんすべき高圧ガスの名称が刻印又は自主検査刻印で示されているので、その高圧ガスの性質を示す文字を明示しなくてよい。
(1) イ (2) ロ (3) イ、ハ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問6 次のイ、ロ、ハの記述のうち、車両に積載した容器(内容積が118リットルのもの。)による高圧ガスの移動に係る技術上の基準等について一般高圧ガス保安規制上正しいものはどれか。
イ. 液化アンモニアを移動するときは、消火設備並びに災害発生防止のための応急措置に必要な資材及び工具等を携行しなければならない。
ロ. 液化アンモニアを移動するときは、その高圧ガスの名称、性状及び移動中の災害防止のために必要な注意事項を記載した書面を運転者に交付し、移動中携帯させ、これを遵守させなければならない。
ハ. 液化アンモニアの充てん容器を移動するときは、その容器に木枠又はパッキンを施す必要がある。
(1) イ (2) ロ (3) イ、ハ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問7 次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
イ. 回転ピストン型圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つに、冷媒ガスの種類に応じて定められた数値がある。
ロ. 吸収式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つに、発生器を加熱する1時間の入熱量の数値がある。
ハ. 遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つに、その圧縮機の原動機の定格出力の数値がある。
(1) イ (2) ハ (3) イ、ロ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問8 次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍のため高圧ガスの製造をする事業所における冷媒ガスの補充用としての高圧ガスの貯蔵(容積が0.15立方メートルを超えるもの。)について一般高圧ガス保安規制上正しいものはどれか。
イ. 充てん容器を車両に積載した状態で貯蔵することは、特に定められた場合を除き、禁じられている。
ロ. 液化アンモニアの容器は、充てん容器及び残ガス容器にそれぞれ区分して容器置場に置かなければならないが、不活性ガスである液化フルオロカーボン134aの容器の場合は、充てん容器及び残ガス容器に区分する必要はない。
ハ. 液化アンモニアを充てんした容器を貯蔵する場合、その容器は常に温度40度以下に保たなければならないが、液化フルオロカーボン134aを充てんした容器は、常に温度40度以下に保つべき定めはない。
(1) イ (2) ロ (3) イ、ハ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問9 次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍のため高圧ガスの製造をする第二種製造者について正しいものはどれか。
イ. 「製造施設が危険な状態となったときは、直ちに、応急の措置を行うとともに製造の作業を中止し、冷媒設備内のガスを安全な場所に移し、又は大気中に安全に放出し、この作業に特に必要な作業員のほかは退避させること」の定めは、第二種製造者には適用されない。
ロ. すべての第二種製造者は、冷凍保安責任者を選任する必要はない。
ハ. 第二種製造者は、事業所ごとに、製造開始の日の20日前までに、高圧ガスの製造をする旨を都道府県知事に届け出なければならない。
(1) イ (2) ハ (3) イ、ロ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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問10 次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍のため高圧ガスの製造をする第一種製造者(認定保安検査実施者である者を除く。)が受ける保安検査について正しいものはどれか。
イ. 製造施設のうち認定指定設備である部分は、保安検査を受けなくてよい。
ロ. 保安検査は、特定施設が製造施設の位置、構造及び設備に係る定められた技術上の基準に適合しているかどうかについて行われる。
ハ. 保安検査は、都道府県知事、高圧ガス保安協会又は指定保安検査機関が行うものであって、3年以内に少なくとも1回以上行われる。
(1) イ (2) ハ (3) イ、ロ (4) ロ、ハ (5) イ、ロ、ハ
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