未経験から始める4点セットの資格取得!!第3種冷凍機械責任者試験-①試験について
第3種冷凍機械責任者とは?
未経験から始める4点セットの資格、最後は第3種冷凍機械責任者試験です。略して3冷ともいいます。
高圧ガス製造は3つの設備能力の大きさの段階によって、それぞれ第1種、第2種、第3種の冷凍機械責任者免状を交付し、その設備の保安責任者を専任することを義務付けています。
第3種冷凍機械責任者免状を持っていると1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設における製造に係る保安の職務を行うことができます。
受験資格
冷凍機械責任者の受験資格は特に定められていません。
試験の科目
筆記による学科試験(5肢択一)
法令 -20問 60分
保安管理技術-15問 90分
合格基準
正答率60%以上が必要です。つまり、法令では20問中12問、保安管理技術では、15問中9問以上正解しないと合格できません。
2科目のうち1科目でも60%を切ると不合格になってしまいます。
法令に保安管理技術とどちらとも理解を深める必要があります。
受験方式
冷凍機械責任者試験の受験方式には、次の2種類があります。
- 全科目受験方式-第3種の場合は、法令科目、保安管理技術の2科目とも国家試験で受験する方式です。
- 一部科目免除受験方式-高圧ガス保安協会が行う技術検定試験に合格したものが、国家試験で法令科目のみを受験する方式です。
詳しい内容は高圧ガス保安協会試験センターのHPにあります。
講習を受けて保安管理技術を免除する?しない?
2級ボイラー技士を受験した時は合格したうえで実務経験を証明するものが必要だったため講習を受けましたが今回の3冷は講習を受けなくても合格することで免状を取得する事ができます。
しかし、3冷の試験は年に1回しかなく、もし不合格になってしまった場合次の受験機会が1年後になってしまうために確実に免状を取得するのに講習を受けたほうが良いかもしれないかなとかいろいろ考えていました。
もちろん人によって考え方は色々あると思いますが、私個人の考えとしましては講習を受けないで試験での合格を目指していくのが良いと思います。
試験は次に説明する問題集、勉強の仕方は例の蛍光マーカー勉強法でしっかりと勉強することによって十分合格圏内に入ると思います。
まとめ
・講習を受けないで試験をうける場合、試験問題は2科目で35問。
・そのうち21問以上正解で合格です。
・しかし1科目でも正解が60%以下になってしまうと不合格です。
・しっかり勉強しましょう!!