未経験から始める4点セットの資格取得!!第二種電気工事士(技能試験)-⑤試験に向けて個人的にやったこと
まずはなんといっても複線図!!
単線図から複線図にまずは確実に書けるようにしていきます。
公表問題の№1~№13まですんなり書けるまで何回でも時間の許す限り練習してください。
間違いない複線図が書けた時点で試験の半分は終わったようなものだと思います。
それくらい大切です。
書いていく時は「黒→B」、「白→W」、「赤→R」、「緑→G」、後は問題集に書いてあるように2.0mm のところは2.0と書いたりと省略出来る所はどんどん省略していきます。
書いていく途中で間違ってしまうかもしれません。その為、ボールペンを使うよりかはこちら↓のようなフリクションタイプのペンを一つ持っていると便利です。
青色はあまり使わないのですが大切な施工条件の所は赤線をひいたりもちろん単線図から複線図を書くときも間違ったとしても消せるのでスピードアップに繋がります。
おすすめです!!
VVFストリッパー P-958を使いまくる!!
器具のゲージに合わせて、電線の絶縁被覆をはぎ取るという作業を試験の中何回もやることになるのでこの作業を滞り無く正確に行うことが出来るようになると非常にスピードアップに繋がります。
なので
・シースを2㎝はぎ取って10mm心線をだしてみる
・シースを10cmはぎ取って12mm心線をだしてみる
など設定してみてどんどん練習してください。
あと注意点として2.0mmの心線を出すときに1.6mmのところで剥いでしまうと心線に傷が入ってしまうので間違えないようにしましょう。
ランプレセプタクルを組みまくる!!
試験が始まってからの最初の方の作業にランプレセプタクルを組んでいくということが多いと思います。
ランプレセプタクルを組んでいくのに時間がかかってしまい出鼻をくじかれた感じがして最後まで自分のペースで作業が出来なかったことがありました。
逆にランプレセプタクルを速やかに組んでいけると調子がついて、それ以降の作業もリズムよく集中して組んでいけるようになった経験がありますので是非ランプレセプタクルの練習をして得意分野にして頂きたいです。
埋込連用取付枠に慣れよう!!
しっかりと固定して簡単に外れないように。
渡り線も練習しておきます。
リングスリーブによる圧着の練習をしよう!!
意外に丁寧にし過ぎていると時間がかかってしまうのがリングスリーブによる圧着だと思います。
被覆がかまないようにしないといけないし見栄え的にも心線を揃えたいしとなってくるといくら時間があっても足りません。
なのでまずは見栄えよりも重要な欠陥が無いようにするのを第一に考えて時間に余裕が出てきたら見栄えも良くしていければ良いと思います。
リングスリーブの先端に出た電線を揃えて心線のズレはそんなに気にしなくても良いと思います。
端子台の練習もしよう!!
端子台が出てくる問題は厄介なイメージを持ちがちですが、端子台に慣れておくと形よく作れるので得意な方になってきます。
心線のチラ見せ具合がなかなか難しいのですがそこがしっかり出来てくると強みになります。
最後に。ケーブルなど消耗品が残り少なくなってきた時は?
何回も練習していくともちろんその分ケーブルやリングスリーブなどの消耗品がなくなっていきます。
ボコボコに曲がってしまった練習後のケーブルは次の試験の練習に使えるかもしれませんが出来るだけ本番に近い感覚が欲しかったので練習ごとにケーブルは新しい物にしました。
2周目以降の練習には2.0mmの2心ケーブルは1.6mm のケーブルで代用したりと代用に次ぐ代用で出来るだけ追加購入の種類を減らそうと心がけました。
私の場合追加で購入した電材は
・1.6mmの2心ケーブル60m
・1.6mmの3心ケーブル20m
・埋込連用取付枠2枚
・リングスリーブ(小、中)でした。
1回分の試験の練習を終えると結構なケーブルが残るのですが長さに余裕があり、真っ直ぐなケーブルは次の試験の練習に使い回ししたり、それなりの長さのケーブルはランプレセプタクルの練習や被覆のはぎ取る練習などに使いました。
リングスリーブは購入したら余りまくりましたがこれはもうしょうがないものと考えました。
まとめ
今回紹介したのは個人的に時間がかかった箇所です。なのでもちろん一通り全部の器具に関しての練習、理解が必要です。
試験本番では非常に緊張しますので練習の時点で全ての公表問題を30分で完成させるくらいの余裕がほしいです。
私は初めて試験の練習をした時、単線図から複線図も速やかにかけない状態で組んでいった結果2時間30分かかってしまいました。
4倍以上時間がかかってしまって呆然としましたが、上記にあげたような練習を繰り返しやっていくことによって最後には本番でも落ち着いて時間内に作業することが出来ました。
繰り返しの練習は本当に大切だと痛感しました。