上期と下期のダブル受験が可能に!?平成30年度から電気工事士試験の実施方法が変更されました!!


第2種電気工事士試験が上期と下期の年に2回受けることができます!!


一般財団法人電気技術者試験センターより、11月2日付で平成30年度からの電気工事士試験の実施方法を変更するとの文章が発表されました!!

電気工事士試験実施方法の変更について(一般財団法人電気技術者センターより)


主な変更点は?


上期・下期のダブルの受験ができる!!

今までは試験の機会は上期だけ、下期だけの年1回だけでしたね。それが平成30年度からの試験から上期と下期の両方を受験することができるようになります!!

それによって筆記試験に合格した場合は次のような感じになります。

①上期筆記試験に合格した場合、筆記試験の免除の権利はその年度の下期だけ有効

②下期筆記試験に合格した場合、筆記試験の免除の権利は次の年度の上期だけ有効

※ただし、平成29年度の筆記試験合格者に限っては特例で平成30年度の上期または下期のいずれかで試験をうけることが可能!!


平成30年度の電気工事士の試験日程は?


表は一番最後にありますよ!!

例としましては、

①第二種電気工事士の筆記試験、上期で不合格だったので下期も受験したい方

上期の試験を受けるために3月14日(水)~4月4日(水)に筆記試験の申込み→6月3日(日)に筆記試験→筆記試験不合格したとしても7月9日(月)~7月23日(月)までに下期筆記試験に申込み→10月7日(日)に下期の筆記試験

②第二種電気工事士の筆記試験は合格したが技能試験は不合格。下期の技能試験を受けたい方

第二種電気工事士の上期の技能試験の合格発表が8月下旬なので下期の技能試験の申込期間8月27日(月)~9月12日(水)に技能試験の申込みをすれば試験を受けることができる。

ということが可能になります。


かなり無茶なスケジュールですがこんな事も可能になります


また第一種電気工事士の今回の変更によって合わせて試験を受けることが可能なので、やりようによっては(ハードですが)

第二種電気工事士筆記試験→技能試験

→第一種電気工事士筆記試験→技能試験

と立て続けに受けることができます。

第二種電気工事士の筆記試験が上期で合格できると日程的にある程度可能な感じがしますが、下期だけでやろうとするとかなり無理があります、が、

先に第一種電気工事士の筆記の申込み

→第二種電気工事士下期筆記の申込み

→10月7日午前に第二種電気工事士の筆記試験、午後に第一種電気工事士の筆記試験

→もし第一種、第二種の筆記試験の両方合格したら→一種と二種の技能試験の受ける日を分ける

→12月8日に第二種電気工事士技能試験

→12月9日に第一種電気工事士技能試験

ということで可能になるようですね。

この場合のポイントとしては、第二種と第一種の技能試験の日程を別にするというところですね。

しかし、第二種電気工事士を飛ばして第一種電気工事士の筆記試験、技能試験が合格しても免状取得には実務経験が5年必要なのですぐには免状はもらえません。第二種電気工事士から順に取っていくのが良いですね。

やっぱりじっくりと勉強、練習して身につけるのが一番だと思いますので無理のないスケジュールで受験するのが良いと思います!!

平成30年度の電気工事士試験日程

試験種別 試験日 結果発表 申込期間
第二種電気工事士 上期 筆記 6月3日(日) 7月上旬 3月14日(水)~4月4日(水)
技能 7月21日(土)
または22日(日)
8月下旬
下期 筆記 10月7日(日) 11月上旬 7月9日(月)~7月23日(月)
技能 12月8日(土)
または9日(日)
1月中旬 (筆記試験免除者が対象)
8月27日(月)~9月12日(水)
第一種電気工事士 筆記 10月7日(日) 11月上旬 6月13日(水)~6月27日(水)
技能 12月8日(土)
または9日(日)
1月中旬